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石垣島から約117キロ、台湾から約111キロ。尖閣諸島にも近い沖縄の離島、与那国島。

 

独特な環境で育まれてきた独自の文化が色濃く残り、神の存在を近くに感じることができる島。

 

 

 

穏やかな時間が流れていたこの島に、突如浮上した自衛隊基地誘致。

 

人口約1,500人の島に150人規模の自衛隊沿岸監視部隊とレーダー施設を配備するという話になった。

 

 

 

島の人々の意見は賛成と反対、二つに分かれる。

 

 

 

自衛隊がくれば人が増えて島の経済も活性化する。

 

災害の時には助けてくれる。中国の脅威におびえなくて済む、と賛成派。

 

 

 

かたや反対派は、平和な島に基地はいらないと訴える。

 

自然が損なわれ、島のイメージが変わって観光客も来なくなる。

 

台湾との交流にひびが入る。中国をさらに刺激することになる。

 

 

 

今まで付き合いのあった隣人とも疎遠になり、自衛隊の話題になれば喧嘩になる…

 

地域の分断、家族の分断…しがらみの強さのため思ったことも口にできない…

 

小さな島ならではの問題が浮き彫りになっている。

 

 

 

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Introduction

日本の端っこの一つの島が、現代社会の荒波によって変わろうとしている。
島が変わる前の貴重な3年間の記録である。
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「はての島のまつりごと」製作委員会 2014

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