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日本で一番最後に陽が沈む与那国島

沖縄県八重山諸島の島。台湾や尖閣諸島にも近く日本で最も西に位置する。

島の周囲25km、車で一周約1時間。人口は約1500人。稲作やさとうきび、島の特産・長命草などの農業や、カジキなどの漁業、畜産が主な産業となっている。またダイビングのメッカとしても知られていて、海底遺跡やハンマーヘッドシャークなどを目的に観光客が訪れている。さらに、独特な環境であるため与那国独自の言語や民俗文化が発展。世界最大級の蛾・ヨナグニサンや日本在来種の与那国馬をはじめ、貴重な生き物の宝庫にもなっている。

国境の島の自衛隊配備計画

2008年、与那国町議会では国防や経済振興を理由に自衛隊基地誘致が議決され、町長と町議会、与那国防衛協会(自衛隊誘致のため島民有志によって結成)によって防衛省に要請された。その後、防衛省は2015年度末までに150人の陸上自衛隊沿岸監視部隊と移動警戒レーダーを配備する計画を立てた。これは与那国島付近を航行する艦船と航空機を監視する役目を持つものである。

これまで自衛隊の基地は宮古島のレーダーサイトが最西端であり、1972年の沖縄返還以降、沖縄県に自衛隊の基地が新設させるのは初めてのケースとなる。         

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「はての島のまつりごと」製作委員会 2014

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